7/26子ども向け「対話型アート鑑賞講座」を開催しました
- アートユニット カナ・カナ
- 2020年7月27日
- 読了時間: 2分

先週末は「対話型アート鑑賞講座*」を2講座開催しました。
土曜日の大人の方向け講座に引き続き、日曜日は子供向け講座でした。
1年生~4年生までの子供たちが参加してくれました。
対話型アート鑑賞をする前に「今日の気分」でアートカードを選んでもらいました。
ある音の子は川にボートが浮かんでいる絵を選んでくれました。
「どうしてそのカードを選んだの?」
と聞くと
「ぼくは釣りが好きだから、この絵を観て釣りをしたいなと思ったから」と答えてくれました。
このように絵から自分の気持ちを呼応させ、自分の言葉で表現してもらいます。
例えば初めて体験する子は、馬の絵を選んで「馬が好きだから」という比較的短い表現
になることは多いですが、回を重ねていくうちに「馬に乗ったことがないから一度乗ってみたいと思った」というように表現力が増してきます。
アートカード遊びが終わるとメインの「対話型アート鑑賞」が始まります。
1枚の絵をじっくり観て、気付いた事や絵の中で何が起きているかを想像して発言してもらいます。
もう何度も参加してくれている小学1年生の男の子は、つい最近まで発言する際、「うーんとー、えーとーねー」などのように少し言いたい事を頭の中で整理している最中にこのような出だしでお話する子でした。
しかし、毎月参加してくれて半年も経つ頃には、すっと言葉が出てきて「(絵の中で)ソファに座っている白いドレスを着た女の人はとてもえばっているように見える」と、具体的な人物の特徴や感情まで発言してくれるようになりました。
そして自信を持ってお話してくれる姿に、私たちもとても嬉しくなりました。
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